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書いてる人: しまだみつのぶ (aka. simm, saica)

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"8024402C"でたどり着かれた方はこちら: 「壁の内側からWindowsUpdateに失敗する


2003年08月19日 (火)

1 [zaurus] swap partition 作成

SDカードの一部をswapに回す.

swap使用の方法は

  • dd でファイルを作り, loopback device として使用する
  • fdisk で別 partition を切る

の2とおりある. 後者は手間がかかるが, 安全かつ余計なオーバヘッドがなさそうなので, 別パーティションを切ることにした.

  1. SDの内容をバックアップする
  2. fdiskでパーティションを切り直す
  3. swap側のパーティションに対し, mkswapを行う
  4. ファイルシステム側のパーティションのファイルシステムを, mkfsで作成する
  5. バックアップしてあった元のSDの内容を, ファイルシステム側のパーティションに書き戻す
  6. swapの有効化および無効化を自動で行うための設定を行う

という手順で作業を行う. なお, SD内容のバックアップから書き戻しの間は, PC上のLinuxで作業を行ってもよい.

パーティション切り直し

普通にfdiskを使用すればよい. fdiskの使用方法は割愛.

この際の留意点は, ファイルシステムとして使用するパーティションの番号は1にしておくこと. これは, SDカードを差した際に走るmountの対象が /dev/mmcda1 であるため. この指定は /etc/sdcontrol の

 DEVICE=/dev/mmcda1

の記述で指定してあるため, これを変更すれば別番号にすることもできるが, パーティション番号1に全容量を使用している一般のSDカードとの互換性を考慮すると, ここを変更するのは望ましくない.

なお, ファイルシステムとして使用するパーティションのファイルシステムは ext2でもvfatでもかまわない. mkfsの実際んコマンド名が mkfs.ext2 もしくは mkfs.vfat と異なるので, 注意が必要.

自動的にswapを有効, もしくは無効にする

SL Zaurus では, SDカードを抜き差しを行うと, ファイルシステムのマウント・アンマウントが自動的に行われる. これは /sbin/sdmgr の仕事で, /etc/sdcontrol にそういう記述があるために行われる.

上記作業で作成したswap領域に関しては, /etc/sdcontrol にそういう記述がないため, とくに設定を行わなければ, 自動的に有効にしたり無効にしたりすることはできない. これではあまりうれしくないので, 設定してみた.

設定変更個所は, case 構文中の "insert" および "eject" 処理.

 case "$ACTION" in
 'insert')
   mount $FSTYPE $FATOPTS $DEVICE $MOUNT_POINT
   MOUNT_RES = `mount | grep $DEVICE`
   if [ "$MOUNT_RES" = "" ]; then
     mount $FSTYPE $DEVICE $MOUNT_POINT
   fi
   chkmntsh ${MOUNT_POINT}
   if [ -d $SMB_MOUNT ] ; then
     rm -rf $SMB_MOUNT
   fi
   ln -s $MOUNT_POINT $SMB_MOUNT
   mkdir -p $MOUNT_POINT/$INSTALL_DIR
   #echo mount $? >> /tmp/sd
   if [ -f $MOUNT_POINT/.swap ] ; then
     SWAPDEV=`cat $MOUNT_POINT/.swap`
     if [ -b "$SWAPDEV" ] ; then
       swapon $SWAPDEV
     fi
   fi
   ;;
 'eject')
   fuser -s -m $DEVICE
   if [ $? = 1 ]; then
     if [ -f $MOUNT_POINT/.swap ] ; then
       SWAPDEV=`cat $MOUNT_POINT/.swap`
       if [ -b "$SWAPDEV" ] ; then
         swapoff $SWAPDEV
       fi
     fi
     umount $MOUNT_POINT
     rm $SMB_MOUNT
   else
     exit 1
   fi
   ;;
 # 以下省略
 esac

というふうな記述にする. このスクリプトでは, ファイルシステムパーティションのトップディレクトリにある .swap というファイルに記述されている文字列を使用するため, このスクリプトを利用するには

  1. echo /dev/mmcda2 > /mnt/card/.swap

のようにして .swap を作成しておく必要がある.

なお, .swap を作ると, 次に取り外す際から swap を無効化しようとするので,

  1. swapon /dev/mmcda2

と手動で有効化しておいたほうがよい.

2 [rail] 乗車車両 (8/19)

出勤

Mi19+?(6419) → X52(8102) → VH29(1129)

3 帰宅: 天理駅まで徒歩

L83(8723) → KL07(3207) → U13(6307)

市尾駅構内ポイント故障のため, 旧天局管内が混乱している模様.

例のごとく吉野線内区間運転が運休. 吉野口でJRに乗り換えるとおぼしきおねーちゃんが 「うわ, 最悪や. 連絡あらへんやん」と漏らしつつ, 駅員に問い合わせていた. その目の前で特急が出発したのだが, 事情が事情だけに, 特別措置で特急のせたれよという気が.

まあ, DQNリーマン3人組 みたいな香具師もいっぱいいるだろうから, 特別措置はとりにくいとは思うが…


2004年08月19日 (木)

1 [rail] 乗車車両 (2004-08-19)

出勤

FL54(9304) → DH01(5301)

帰宅: 筒井駅まで送っていただく

X60(8110) → VL31(1131)


2005年08月19日 (金)

1 [comp] 結局

前のPCを引き取ってもらうことに。まあ、2台あっても仕方ないし、パームレストが異様に熱くなって夏場使える状況ではなかったし。


2006年08月19日 (土)

1 Re: 掃除機の掃除

水洗いした掃除機のパーツが乾いたので、装着して早速実験。

昨日までの不調が嘘のように、警告音とともに切れることもなく、吸い込みパワーも見違えるように強化された。

教訓

取説はしっかり読みましょう。

2 @実家

弟夫妻が実家に来たので、同じく実家におしかける。いつものごとく焼肉。


2011年08月19日 (金)

1 [Mac][Emacs] CocoaEmacs向けの設定

昨日の続き。インストールしたままだと、いろいろ不満点が残るので、~/.emacs.d/init.el にて設定を行う。

フレームサイズを変更する

13インチのMBAだと、若干小さめのフレームが開く。そこで、サイズを変更。

(add-to-list 'default-frame-alist '(width . 120))
(add-to-list 'default-frame-alist '(height . 50))
(add-to-list 'initial-frame-alist '(width . 120))
(add-to-list 'initial-frame-alist '(height . 50))

default-frame-alistとinitial-frame-alistに、widthとheightを追加。

ファイルをドラッグしてファイルを開けるようにする

インストールしたままでは、ファイルをドラッグすると、ファイルの内容がバッファに読み込まれる。しかし、個人的な感覚としては、ドラッグすると、バッファを新調してそのファイルを開いてほしいので、

あたりを参考に、設定を変更。

(define-key global-map [ns-drag-file] 'ns-find-file)
(setq ns-pop-up-frames nil)

基本的にはglobal-mapの設定をすればいいのだが、それだけでは新しいフレームを作ってくれるようなので、ns-pop-up-framesをnilにして、ドラッグ先のフレームで開くようにした。

フォント

やはり、ANK:日本語のフォント幅は1:2になっててほしい。ということで、設定する。

先人たちが試されているようで、探せばいろいろ見つかったので、試してみた。新規フレームを作るとうれしくない場合が散見される中、

の設定例(2)の方法だと新規フレームでも問題なさそうなので、ほぼそのまま使わせていただく。

(let* ((size 12) ; size of ASCII font
       (asciifont "Menlo") ; ASCII font name
       (jpfont "Hiragino Maru Gothic ProN") ; Japanese font name
       (fontspec (font-spec :family asciifont))
       (jp-fontspec (font-spec :family jpfont)))
  (set-face-attribute 'default nil :family asciifont :height (* size 10))
  (set-fontset-font nil 'japanese-jisx0213.2004-1 jp-fontspec)
  (set-fontset-font nil 'japanese-jisx0213-2 jp-fontspec)
  (set-fontset-font nil 'katakana-jisx0201 jp-fontspec)
  (set-fontset-font nil '(#x0080 . #x024F) fontspec) ; Latin
  (set-fontset-font nil '(#x0370 . #x03FF) fontspec) ; Greece
  (dolist (elt '(("^-apple-hiragino.*" . 1.2)
                 (".*osaka-bold.*" . 1.2)
                 (".*osaka-medium.*" . 1.2)
                 (".*courier-bold-.*-mac-roman" . 1.0)
                 (".*monaco cy-bold-.*-mac-cyrillic" . 0.9)
                 (".*monaco-bold-.*-mac-roman" . 0.9)))
    (add-to-list 'face-font-rescale-alist elt))))

他のEmacsとの共存

基本的には上記設定を ~/.emacs.d/init.el に書いておけばいいのだが、上記設定は Cocoa Emacs のみで有効になってほしい。個人的に ~/.emacs.d はすべての環境で同じにしているため、上記設定をそのまま書くと、他の環境に影響を及ぼしてしまう。そこで、切り分けるため、上記設定は

(when (string-match "apple-darwin11" system-configuration)
  ;; ここに上記設定を書く
  )

のように記載。 system-configuration に ”apple-darwin11"が含まれる場合のみ有効にする。


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