今まで一度も見に行ったことがなかった、近鉄旧生駒トンネルの大阪側を見に行った。本来なら電車を利用して行くべきなのだが、今回は自動車利用。
何の情報もなしに、まずは石切駅まで。とくに問題なくたどり着く。しかし、何の情報もなく来たことから、ここから迷う。しばらく迷ったが、W-ZERO3[es]でぐぐったところ、石切駅のすぐ近所(少し奈良寄り)の、新生駒トンネル入口のほぼ真上あたりにあるらしい。果たして、写真では見慣れた風景が。
新旧生駒トンネルの奈良側入口には生駒駅があり、新生駒トンネルの大阪側入口には石切駅があるように、旧生駒トンネルの大阪側入口にも駅があった。孔舎衛坂(くさえざか)駅という難読駅。トンネルとの近さは、今の生駒や石切の比ではなく、ホームの端がトンネルに接している。使われなくなって40年以上経つが、未だ当時のまま、トンネルに接したままホームが残っている。ホームには白線も残っている。
トンネル内部は変電設備があるため、中に入ることはできないが、トンネル入口までは誰でも近づける。設備丸ごと封鎖するのではなく、問題ない部分は普通に入ることができるようになっているあたり、なかなか良心的な廃駅だと感じた。
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