先日「空けた16GBに、Linuxでもインストールするつもり」を実行。たまたま手元にインストールフロッピーがあったDebian*1で構築。
インストール自体は何の苦もなくできたが、無線LANを(Corega CG-WLCB54GL)認識させるのに時間がかかったので、メモ。
"Debian WLCB54GL" でぐぐったところ、Debianに無線LANという、ずばりそのもののページが見つかったので、「Linuxドライバ」に記載の方法でやってみる。しかしビルドができん…
しかしこのまま諦めるわけにもいかない。上記リンク先に「このNICのチップセットrt2500用のGPLドライバがある」という記載があったので、これをヒントに、調査をすすめる。ものは試しに
% apt-cache search rt2500
とやってみたところ、
rt2500 - configuration tool for wireless RT2500 network cards rt2500-base - configuration files for wireless RT2500 network cards rt2500-source - RT2500 wireless network drivers source
と返ってきたので、
# apt-get install rt2500 rt2500-source
とし、/usr/share/doc/rt2500-source/README.Debian にあるとおり
# module-assistant prepare # module-assistant get rt2500 # module-assistant build rt2500
としたところ、無事モジュールがビルドできたので、dpkg -i でインストール。どうやら、この状態でカードの抜き差しの認識はできているらしい。
ここで、/etc/network/interfaces に
iface eth1 inet dhcp wireless_essid: <ESSID> wireless_key: <WEP KEY>
と書き(もちろん<ESSID>と<WEP KEY>は随時書き換える)、
# ifup eth1
としたところ、無線LANカードからネットワークが使用できるようになった。
上記の手順だけでは、カードの抜き差しをした時点での認識はできない。この文面を書いている時点では解決しているので、8/21付で手順を記載する予定。
*1 すこし前に、CDなしのPCにDebianをインストールしたので、残っていた。
*Messages* の更新情報取得には、antenna.lirs もしくは index.rdfをご利用ください。 豪傑アンテナ の LIRSからも取得可能です。