淡麗日記

_ 桐生着

6:30。たいがい父が待っていてくれているのだが、クルマはあれど本人はいない。どこいったんだ？携帯に電話したらどこからか着信音が。どうやら駅の売店で、届いたばかりのスポーツ紙を買っていたらしい。

かなり簡易ではあれ、ちゃんと盆棚らしくなっていた仏壇に線香をあげる。この日したことといえば、祖母の家等親戚まわりがほとんど。まぁ、お盆だから当然だが。

祖母の家に、また猫が増えていた。黒猫のシロちゃんが連れてきたそうだ。まだ若い三毛猫。この子の名前は普通だったと思う。お土産の袋を持っていたら、食べものが入ってると思ったのか付いてきた。

叔母は仕事が忙しいにもかかわらず、夕方、遊びに来てくれた。普段、山形で単身赴任している叔父や、都内で働いている従妹にも会えたよかった。（同じく都内にいるもうひとりの従妹には会えなかったが。）

実家のほとんどの部屋が現在使われていない。父の居住範囲は、居間、台所、トイレだけである。リフォームするなり何なり、やることがあるんじゃないだろうか？

この日は母の誕生日である。母が好きだった551の豚まんを買って帰っても、当の母は食べることができない。