glibc のバージョンが上がってからはじめての構築を試みる. 旧ビルド環境を壊して復旧不能になるのも嫌なので, 旧ビルド環境とは別に / を切り, そこにインストールすることに.
いつものとおり, CDからインストールし, OmoiKondara を実行したところ, specファイルのチェックの時点で何やらエラーが… (T_T)
最初, 何が原因かわからなかったが, エラーメッセージをみてみると, どうやら
%NoSource ...
という記述が気に入らないらしい. MLを漁ったところ, どうやらこれは Momonga だけで定義されているマクロらしく,
/usr/lib/rpm/macros.momonga
で定義されるらしいのだが, このファイルをみたところ, 定義らしきものはない. 旧ビルド環境の同じファイルを見たところ, たしかに %NoSource の定義はある. そこで
という手順をとった. momonga-release も先にビルドするのは, 依存関係の都合. とりあえず, これで OmoiKondara が回り出したので, 1日放置することに.
Mi06+?(6406) → L80(8580) → VE77+FL16(8915)
FL24(8924) → FL18(8917) → C23(6122)
昨日から今日にかけて、各種設定。ファイルサーバの特定パーティションが満杯になりそうだったので整理しつつ行った*1ため、異様に時間がかかった。
今度のPC(DynaBook G5/X16PME)と前のPC(Mebius PC-MC1-3CC)の違いで、使い勝手が向上したことは、
といったあたり。前のPCで深刻だったのはパームレストの温度だったのだが、これが解消されるだけでなく、常々「もうちょっと表示が広ければな」と感じてた問題も解消されて、すこぶる満足。
あと、何気にうれしいのは、リカバリCDがついていること。前のPCは、HDDにリカバリ専用パーティションがあるタイプで、パーティションを切り直してMBRを触るといろいろ面倒臭いことがあった*2のだが、今回はそんなことを考えなくてすむ。
ということで、いろいろインストールする前に、まずパーティションを切り直した。システムのファイルシステムがNTFSだったので、FIPSを使うことができず、インストールし直ししかないかと半ばあきらめていたが、よく調べてみると、
ということが判明。別PCでKNOPPIX(3.9)を落とし、CD作成。起動し、QtPartedでパーティションを切り直したところ、見事、内容が保全されたうえでパーティション切り直しに成功。16GBを空ける。
あとは、空けた16GBに、Linuxでもインストールするつもり。
1 あつなり [おや。私のDynaBook G4/U17PME の次に出たモデルですね。]
最近、(エラーでも発生しているのか)掃除機がすぐ警告音を発生し、電源が切れるようになってしまった。安い掃除機だし、そろそろ寿命で買い替えかな、と一瞬思ったが、フィルタにゴミが詰まってることが判明。
この際に、フィルタの洗浄をするとともに、取説に書いてあるメンテナンスを片っ端から実施。水洗いしたので乾くまで効果は確認できないので、続きは明日。
せっかく広い画面とキーボードがついた端末が手に入ったので、Emacsがほしい。
とくに何もせずともターミナルでemacsを動かすことはできるのだが、Finderからファイルをドラッグしてもファイルを開いてくれないので、やはりGUI上で動いてほしい、ということで、インストールすることにした。
いろいろあるらしい。既成のバイナリを使ってもよかったのだが、一度は手を動かしておきたいというのもあり、自前でビルドして Cocoa Emacs をインストールすることにした。
以下の手順でビルド、インストールした。今のところ、とくに問題なく動いてる模様。
以下、各項の詳細。Xcodeのインストールは省略。
本来ならbzrかgitでソースを引っ張ってくるべきなのかもしれないが、面倒くさいのでtarballを取得。
$ curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/emacs/emacs-23.3a.tar.bz2 $ tar xvpjf emacs-23.3a.tar.bz2
IMEを使えるようにするため、 Emacs23 (Cocoa Emacs) 入門から中毒まで とか InlinePatchForCocoaEmacs あたりを参考にして、inline-patchをあてる。
$ svn co http://svn.sourceforge.jp/svnroot/macemacsjp/inline_patch/trunk $ cd emacs-23.3 $ patch -p0 < ../inline_patch-svn/emacs-inline.patch $ patch -p0 < ../inline_patch-svn/font.patch $ patch -p0 < ../inline_patch-svn/xcode4.patch $ cd ..
まあ、SKKを使えばIMEは必要ないのだが、あてておいて損もないだろうということで、あてた。
inline-patchだけでは、Lionでビルドが通らない。どうやらdumpに失敗するらしい。ということで、 Lionに Cocoa Emacs をインストール を参考に、パッチを取得し、あてる。
$ curl -O https://trac.macports.org/raw-attachment/ticket/30268/patch-no-pie.diff $ cd emacs-23.3 $ patch -p0 < ../patch-no-pie.diff $ cd ..
せっかくなので、Lionの特徴のひとつ、フルスクリーンモードにするためのパッチもあてておく。 Emacs を Lion のフルスクリーン表示に対応させてみたのパッチをそのまま使わせていただいた。
$ curl -O https://github.com/downloads/typester/emacs/emacs-23-lion-fullscreen-test.patch $ cd emacs-23.3 $ patch -p1 < ../emacs-23-lion-fullscreen-test.patch $ cd ..
あとは、configureしてmakeしてmake installするだけ。
$ cd emacs-23.3 $ ./configure --with-ns --without-x $ make $ make install
configure の際、--with-nsをつけることでCocoa向けになるらしい。 Xは不要なので、--without-xをつけておく。
ビルド完了時点で
$ open nextstep/Emacs.app
とすれば実行できる。FinderからEmacs.appをダブルクリックしてもかまわない。
Emacs.appは好きなところに動かしても問題なく動作するようなので、あとはご自由に。
*Messages* の更新情報取得には、antenna.lirs もしくは index.rdfをご利用ください。 豪傑アンテナ の LIRSからも取得可能です。
1 sazanami [うーん、それじゃ何を略してるかわかりませんよ(^^;]