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淡麗日記


2004-05-10 [長年日記]

_ パリ二日目

午前はルーヴル美術館観光。先日の大英博物館よろしく、早足なツアーとなる。有名なミロのビーナスやモナ・リザをガイドさんに説明して貰いながら見てまわるが、忙しい。特にモナ・リザに至っては、まるで昔のパンダ状態である。それにしても観光客のマナーの悪さが目に付いた。写真撮影は許可さえているものの、絵画にフラッシュを焚いていいわけがない。それなのに平気でパシャパシャ撮っている東洋人。おそらく日本人以外がほとんどではなかろうか。それでも海外では東洋人=日本人、と思われているらしく、ガイドさんも口を酸っぱくして言っていた。「くれぐれも日本人として恥ずかしくない行動を取るように。」当たり前だけどね。余談であるが、ガイドさんは日本人なのだが、長いことフランスに住んでいるようで、パリに対する思い入れが強く、言葉の端々にパリ好きが伺える。

_ でんでんむしむし

お昼のメインはエスカルゴ。もちろん初めて食す。かたつむりとはいえ、なんだか小さなサザエの壺焼きみたい。味もエスカルゴ自体の味は分からなくて、ガーリックバターのいい風味だけしか感じない。抵抗を感じている人もいたが、私は美味しくいただいた。

_ また戻り

午前中に一度行ったルーブルであるが、あんな早足じゃ10分の1も見ていない。ここは入館が有料であるが、午前と同じチケットで入れるのでもう一度行った。ダンナはどうしても「ハムラビ法典」を見たかったらしい。私もまだまだ見たい彫刻や絵画があったし。楽しかったけど、何時間も歩いたので疲れたよ。

_

夕食はちょっと贅沢にセーヌ川ディナークルーズ。男性はジャケット・ネクタイ着用で女性もドレスアップしなきゃいけないとか。そんな服持ってないぞ。とりあえず昔買ったスーツを持っていく。しかしこれがこっ恥ずかしい代物で、今時誰も着ないようなデザイン。あまりにみっともないので、前日までに新しいスーツを現地調達しようと思っていたのだが、結局かなわず。しかたなくこれを着ていく。まぁ、着てしまえば気にならなくなるものである。恥のかきすて。

閑話休題、ルーブル見学の後、一旦ホテルに戻って着替えてからみんなでセーヌ川へ。やはり日本人が多いな…。生演奏を聴きながら優雅に食事とおしゃべりを楽しむ。添乗員さんや他のツアー客ともだいぶうち解けたかも。ところで、ロンドンもパリも緯度が高いのでいつまで経っても日が暮れない。夜景を楽しむクルーズなのに、22時を過ぎた頃にやっと暗くなってきた。しかしセーヌ川沿いの夜景は見事で、エッフェル塔の電飾は本当に綺麗だった。心配していた船酔いも無かった。

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_ 138 (2006-04-23 20:54)

セーヌ川のクルーズのときの服装は現地や欧米人はどんな格好してたのか、聞きたい、今度いくんだ。


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